今回はご存じの方も多いと思いますが、画角のシミュレーションが出来る「Telescopius」のご紹介を致します。
初めて電視観望や撮影をされる方は、どの範囲が写るのか中々イメージが出来ません。
今回ご紹介させて頂く「Telescopius」はPCでもスマートフォンでもWEB上でシミュレーションが出来ますので、ご自宅や通勤・通学時でもシミュレーションして撮影プランも考えられます。
シミュレーションを行う際に必要な情報が大まかに3点御座います。
1.使用するカメラのセンサーサイズ
2.使用するカメラの解像度
3.使用する望遠鏡（レンズ）の焦点距離
上記の仕様は商品ページ等に記載されております。
例としまして、PlayerOneのNeptune-CIIとAskarのFMA180鏡筒の場合は下記となります。
1. 横7.9×縦4.5mm
2. 横2712×縦1538
3. 180mm
この組み合わせでシミュレーションを行ってみます。
初めに「Telescopius」のWEBサイトにアクセスします。
次に左上のカメラマークからカメラのセッティングを行います。
使用するセンサーサイズと解像度を入力します。
入力が終わったら左上のカメラマーク上の望遠鏡マークを選択して望遠鏡（レンズ）の焦点距離を入力します。
これで使用するカメラと望遠鏡を使用した際の画角がシミュレーション出来ます。
撮影したい対象を選んでみましょう。
左上から4つ目のターゲットマークを選択します。
現在M42オリオン大星雲が表示されておりますが、今回はM31アンドロメダ銀河を選んでみます。
対象は🔍マークにM/NGC/IC等の番号または英名を入力します。
確定しますと対象の画像が表示されます。
この画像の緑の枠内が撮影する際の範囲に近いイメージとなります。
電視観望でのCMOSカメラや望遠鏡を検討する際に事前にシミュレーションしてみては如何でしょうか。
実際に撮影時と画角が異なる場合が御座いますので、あくまで画角イメージとしてのシミュレーションとお考え下さい。
Telescopiusの使い方につきましてはお応えできませんので予めご了承下さい。
