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緊急連載!AZ-GTiでベランダ天文台のススメ その3

こんにちは!シュミットです。

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大変好評を頂いているAZ-GTi活用シリーズのその3です。今回は補足的な説明と、おすすめの組み合わせ商品のご紹介を致します。ちょうどゴールデンウィークに突入しますので、この機会にAZ-GTiを使いこなして自宅で楽々天文三昧というのはいかがでしょうか?


①追尾精度とアライメント
AZ-GTiの追尾精度についてですが、こちらはアライメントが大きく関わってきます。端的に言えば、アライメントの精度がそのまま追尾精度に直結します。赤道儀はウォームの工作精度と極軸の設置精度が追尾に関係してきますが、電動追尾の経緯台の場合はアライメントの精度が赤道儀のそれに相当します。

アライメントのコツは、なるべく間隔の離れた2つ以上の天体を使うことです。

例として、アルクトゥルスとスピカを使った2スターアライメントで20分の追尾がこちらです。
コメント 2020-04-27 152144
2つの星の間隔が狭く、誤差がそのまま追尾に反映されてしまっています。また、経緯台なので天頂付近の追尾も若干苦手です。

お次に、ベガとスピカを使った2スターアライメントでの30分の追尾です。
コメント 2020-04-27 152256
経緯台による写野の回転は起きていますが、水平方向の追尾誤差は極めて小さく、ちょっとトリミングをすれば十分に鑑賞に耐えるものになります。

PC版やスマートフォンのSynScanProであれば、スリースターアライメントが使えるので、更に高精度な追尾も可能になりますが、ベランダからの限られた視野で3つの基準星を導入するのは結構難しいことです。間隔の離れた2つの星。具体的には子午線を挟んで東西の天の赤道付近のなるべく離れた2つの星を使うように心がけると追尾精度の向上に役立ちます。また、設置時にもなるべく架台が水平になるように気をつけましょう。

「追尾が上手く行かない~」という方は、上記の点に気をつけてアライメントを行ってみてください。

コメント 2020-04-27 154006
自宅のベランダから事前にどのような天体をアライメントに使うことが出来るのかを知るためには、プラネタリウムソフトが役に立ちます。アストロアーツから発売されているステラナビゲータは様々な条件と時間を設定して星空をシミュレートすることが出来ます。また、Wi-Fiで接続したAZ-GTiをステラナビゲータ上で動かすことが出来るため、天体の導入にも役立ちます。

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14,546円(税抜)
公式ガイドブック付きなので、初めての方でも安心です。


②気合入れて天体撮影してみました
ベランダからの天体写真なんて、所詮はお遊びのようなものとお考えかもしれませんが、そうとも限りません。さすがに遠征地の暗い空には敵いませんが、とてもお手軽に魅力的なDSO(ディープスカイオブジェクト)に迫ることが出来ます。
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SIGHTRON 70mm4枚玉アポ QuadBPフィルター ZWO ASI385MC AZ-GTi経緯台
30秒×180(90分) ステライメージ8で画像処理

ベランダ撮影とは思えないほど微細な構造が描写できました。赤と青の入り混じった繊細なベールのような姿が美しい網状星雲です。QuadBPフィルターの威力は凄まじく、HαとOⅢの入り混じった輝線星雲は光害地でも十分に撮影できます。
コメント 2020-04-27 160113
30分をワンセットにして、3セット撮影後、ステライメージでコンポジットと画像処理を行いました。露出時間90分ともなると写野の回転の影響は大きいですが、角度をつけてトリミングすることで上のような仕上がりになります。

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SIGHTRON 70mm4枚玉アポ QuadBPフィルター ZWO ASI385MC AZ-GTi経緯台
30秒×60枚(30分) ステライメージ8で画像処理

光害地からの撮影でもよく写るのは輝線星雲だけではありません。球状星団も狙い目です。日の丸構図で撮影すれば写野回転の影響を最小限に留めることが出来ます。たった30分でベランダからこんな球状星団だって撮影できちゃいます。春から夏にかけては球状星団の季節。一見どれも同じように見えますが、じっくり観察するとそれぞれ個性があって面白い天体です。

余談ですが、星団は英語でクラスター。とても密です。特にM13はとっても密です。


③家族や友人と電視観望を楽しむ

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一人で天体撮影に勤しむのも楽しいですが、家族や友人と電視観望を楽しむ事ができるのもベランダ天文台の良いところです。制御PCをリモートデスクトップ接続して、リビングや寝室のテレビに映し出せば、家族で同じ画面を共有して楽しむことが出来ます。仕事もテレワークなら、天体観測もテレワークの時代到来かもしれません。

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自宅待機や在宅勤務でなかなか外に出る機会の減った家族と電視観望をして楽しみました。ソンブレロ銀河や球状星団、惑星状星雲を見てもらいましたが、どれも初めて見る天体で
「これ今撮ってるの?合成?どこで?え、ベランダ?」
「銀河初めて見た」
「いつも夜中にでかけてこういうのを撮ってるのか」
「実は父さん昔地学部だったんだ」
などなど、普段あまり話さない趣味の話で盛り上がりました。

週末遠征ばかりであまり家族サービス出来てないお父さん、この機会に家族と電視観望はいかがでしょうか!家族のハートをガッチリ掴めば、家庭内予算委員会の稟議も通りやすくなること間違いなしです(笑)


④ベランダ天文台におすすめの鏡筒

ベランダに設置して、小サイズセンサーのCMOSカメラでベランダ天文台を開設するにあたって、最も悩ましいのは鏡筒だと思います。もちろん、スペースが許せばどんな望遠鏡でも構いませんが、おすすめは「F5程度の短焦点」「口径5~10cm」「屈折望遠鏡」です。

まず、短焦点ですが、これは1枚の露出時間をなるべく短く済ませるためです。また、口径比が小さくなれば鏡筒の長さも短くなり、ベランダでも取り回しが楽になります。小サイズセンサーを使うことによって見かけの焦点距離が大きく伸びるため、~300mm程度の短焦点屈折望遠鏡でも十分に大きく天体を撮影することが出来ます。この連載で使用した望遠鏡は口径70mm焦点距離350mmの屈折望遠鏡です。
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口径についても概ね取り回しの良さを重視します。AZ-GTiの搭載重量は約5kgのため、6~7cm程度の望遠鏡がベターかと思います。

屈折望遠鏡である必要はありませんが、上記の条件を満たす鏡筒は自ずと屈折望遠鏡になってきます。
原則光軸調整もいらず、取り回しに優れた屈折望遠鏡をこの機会に1本いかがでしょうか。

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口径55mm、重量わずか632g、焦点距離200mm。レデューサーには48mmのQuadBPも取付可能で、まさにベランダ天文台のためにあるような屈折望遠鏡です。
即納中!

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口径60mmで非常に取り回しやすく、タカハシのエントリークラス鏡筒としてとても人気のある機種です。タカハシらしい質実剛健な作りで、写りはもちろん、所有欲を存分に満たしてくれます。
在庫1点限り即納中!

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口径72mm、焦点距離420mm、EDガラスを使用したアポクロマート鏡筒で、回転リングとレデューサーを併用することで更に取り回しやすくなります。QuadBPフィルターを装着する場合はレデューサーを装着して回転リングを使用するか、2インチバレル、もしくは直焦点で2インチ→31.7変換アダプターを使ってアメリカンサイズのQuadBPフィルターを装着します。
※次回入荷待ちのためお待ちいただいております。

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口径102mmと大口径ながら、焦点距離は500mmと短焦点で、鏡筒重量も4.0kgと軽量なことが特徴。収差の多いアクロマートですが、QuadBPフィルターと組み合わせることで収差をキャンセルするという裏技的な使い方があるようです。
※お取り寄せのため、5/7以降の発送となります。



いかがでしたでしょうか。3回にわたってお送りしてまいりました「AZ-GTiでベランダ天文台」の連載。このところ、電視観望に関するお問い合わせも増えてきております。それだけ、今注目されている新しい天体観測の形ということなのでしょう。

シュミットは4/29~5/6までネットショップやお問い合わせも含め休業となりますので、GW迄に入手したいというお客様は、【4/28(火)12:00】までにご注文と決済をいただければ、在庫のある商品は連休前に出荷致します。くどいようで申し訳ございませんが、ご注文はお早めにお願い致します。
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ご不便、ご迷惑をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

ゴールデンウィークは自宅のベランダで天体撮影。家族とリビングで電視観望。友人とネット配信でリモート電視観望など、ステイホームで天文活動を楽しまれてはいかがでしょうか。
シュミットスタッフも一丸となって、皆様の天文活動を応援致します。

大変なときこそ、趣味を忘れずに。出来ることを出来る範囲で精一杯楽しんでいきましょう。


緊急連載!AZ-GTiでベランダ天文台のススメ その2

こんにちは!シュミットです。

この記事は連載記事第二回です。前回の記事をまだ読まれていないという方はぜひ第一回と合わせてお楽しみください。
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その1はこちら

第一回のAZ-GTiベランダ天文台の記事はいかがでしたでしょうか。いつものスタッフブログとは一味違う気合を感じて頂けたなら幸いです。あ、普段のスタッフブログが気合入ってないという訳ではないですよ。今回は”特に”という意味です。緊急事態宣言下でもなんとか安全に天体観測、天体撮影を楽しんでもらいたい。そんな思いから筆を執らせて頂いています。

第二回の今回は、一般に写真用途には向かないとされている自動追尾経緯台でのノータッチガイド撮影、SharpCapでのライブスタックなど、より実践的な内容をお届けします。

まず第一回の補足になりますが、ベランダ天文台でAZ-GTiを使うことのメリットです。小型で省スペースであることに加えて、北極星を使った極軸合わせが要らないという事が挙げられます。一般的にベランダは日当たりの良い南側にあり、北極星が見えるベランダというのはかなり稀です。私の自宅からも北極星は見えません。その点、経緯台であれば極軸合わせが要らないという大きなメリットを最大限に活かすことが出来ます。

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スマートフォンに搭載のコンパスを使うと、スマートフォンの上面をAZ-GTiに押し当てるようにすることで精度良く北を出すことが出来ます。iPhoneであれば設定から「真北を使用」にチェックを入れておくと更に精度が上がります。

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同じく、水平器アプリを使って望遠鏡やアリガタプレートの平面にスマートフォンを置き、水平を取れば設置は完了です。この間3分以内

EQ5GOTO等のSynScanハンドコントローラーを搭載した赤道儀は、北極星の見えない場所でも極軸合わせが出来るポーラーアライメント機能がありますが、結構時間がかかる作業ですので、この手軽さは魅力的です。

ご存じの方も多いとは思いますが、AZ-GTiはスマートフォン以外にもパソコンでWi-Fiに接続することが出来ます。今回はCMOSカメラを制御するためにパソコンを使うので、AZ-GTiもパソコンとWi-Fiで接続して運用します。
コメント 2020-04-23 141725

【Windows program: SynScan Pro App, Version 1.17.3】
http://skywatcher.com/download/software/synscan-app/

スマートフォンアプリと同じような操作が可能です。また、同じサポートサイトから「ASCOM Driver for SynScan App Version 1.2.3」をインストールすることで、ASCOM対応のソフトに同期させることが出来ます。こちらはパソコンならではの機能なので、ぜひご活用ください。

CMOSカメラのキャプチャーソフトにはSharpCapを使います。日本語対応していないのが少し残念なのですが、各機能が直感的に操作できるように配置されているので、英語が読めなくてもあまり困ることはありません。ヒストグラム操作ができるPro版がおすすめですが、無料版でもライブスタックは可能なので、まずはお試しで無料版を触ってみるのが良いかもしれません。

【SharpCap】
https://www.sharpcap.co.uk/


コメント 2020-04-18 193805

さて、AZ-GTiを北向き水平にセッティングし、電源ON。PCからSynScanProと接続を行い、アライメントを行います。こちらはPCでもスマートフォンでも説明書に記載の通りの手順で大丈夫です。ベランダからの視野が狭い場合は、ツースターもしくはワンスターアライメントでもそれなりに精度は出ます。今回の撮影はツースターアライメントで行いました。

あとは目標の天体をGoToするだけです。
先程のASCOMドライバーを導入された方は、様々なプラネタリウムソフトからASCOM経由で星図を使ったGoToが可能です。例えば有名なフリーソフトのSkyChartを使って星図から自動導入が可能です。パソコンを使うメリットの一つです。
コメント 2020-04-23 151727

画面右上に見えているのはオプションで装備している電子ファインダーで、普段ガイドカメラに使っているモノクロCMOSカメラに25mmのCマウントレンズを装着したものです。これがあるとかなり便利なので、オートガイダーが余っているという方は転用してみるのもアリです。
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さてさて、今回も前置き説明がとても長くなってしまいました。オートガイドもなし、3万円の自動追尾経緯台で天体撮影を行う上でキモになるのがSharpCapの「ライブスタック」です。その名前の通り、天体写真の画像処理で行う「コンポジット(スタッキング)」作業を、撮影しながらリアルタイムで行ってくれる強力な機能になります。

コメント 2020-04-18 213114-2
使い方ですが、まず①で露出時間とゲインを決めます。今回は1枚30秒、ゲインは300を選択しました。②でオフセットとホワイトバランスを調整します。オフセットはシャドウ(ヒストグラムの左端)がスパッと切れ落ちない程度に上げます。参考までに、ASI385MCの適正オフセットはゲイン300で140です。
最後に、③の「LiveStack」を押します。これだけです。画面下にLineStackウィンドウが立ち上がり、ライブスタックが始まります。

QuadBPフィルターのおかげで、普通のカメラでは30秒も露出すれば真っ白に飛んでしまうような空でも30秒以上の露出時間を稼ぐことが出来ます。スタック処理をするので1枚の撮影も30秒ほどで十分です。
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QuadBPフィルター、まだお持ちでない方はこの機会に是非。自宅でも積極的に天体撮影がしたくなる魔法のフィルターです。
QuadBPフィルター 9,800円(税抜)~


コメント 2020-04-23 145802
画面が暗かったり見にくい場合は、Histogramのタブから黄色の破線を操作してトーンカーブを調整してあげてください。QuadBPによるカラーバランスの崩れも右側のカラーバランススライダーである程度補正することが出来ます。

スタックが上手く行っている場合、左上の「Frames Stacked」の数値が上がっていきます。これがスタックされている枚数です。失敗した場合は「Frames Ignored」の数値が上がります。この場合、露出時間を伸ばしたり「Alignment」タブの「Back Level Threshold」の値を下げてみてください。

「Save and Reset Every ●●minutes total exposure」にチェックを入れておくと、総コンポジット時間が●●分ごとにセーブして新しくスタックが開始されます。

撮影が終わったらSaveを押すと画像が保存されます。

コメント 2020-04-23 153450
実際にライブスタックでSaveされたFITS画像がこちらになります。FITSファイルで書き出した場合、Windows標準のフォトビュワーなどで開くことが出来ないので、対応ソフトをお持ちでない場合はTIFFで保存するようにすると良いです。

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FITSファイルを編集できる「天体写真専用画像処理ソフト」ステライメージ8はシュミットでもお取り扱いがございますのでぜひご検討ください。
ステライメージ8 28,000円(税抜)

コメント 2020-04-23 154030
気になる方も多いと思いますが、経緯台での天体撮影においては撮影位置がどんどん回転してしまう現象があります。経緯台が天体撮影に向かないとされる所以です。今回10分間ライブスタックを行い、強調処理を行ったところ、上の画像くらいの回転がありました。これを大きいと取るか、思ったよりも小さいと取るかはお客様次第ですが、私は十分イケると思いました。

コメント 2020-04-23 154044

1枚30秒で20枚(10分)のライブスタックですが、恒星は完璧に点像を保っています。換算約1700mm近い画角でも、30秒くらいであれば十分実用的な精度を出すことが出来るようです。これには正直驚きました。もちろん個体差もありますので一概には言えませんが、特に調整などしていないAZ-GTiでもノータッチでここまでの精度を出すことが出来るのは凄いですよね。

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SIGHTRON 70mmF5 4枚玉アポ / ZWO ASI385MC / QuadBPフィルター / Sky-Watcher AZ-GTi
30秒×20枚(10分) SharpCapでLiveStack ステライメージで画像処理

ライブスタックを保存した時点ですでにスタック(コンポジット)処理がされているので、あとはステライメージでレベル補正→オートストレッチ→微調整だけの超お手軽処理です。

どうでしょうか、関東の光害地からたった10分の露出で、しかもたった3万円の経緯台のノータッチガイドでここまで球状星団のディティールに迫ることが出来ました。

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SIGHTRON 70mmF5 4枚玉アポ / ZWO ASI385MC / QuadBPフィルター / Sky-Watcher AZ-GTi
30秒×40枚(20分) SharpCapでLiveStack ステライメージで画像処理

こちらは低空で更に光害の影響が著しいM8干潟星雲です。このような輝線星雲はQuadBPフィルターの得意とするところで、かなり淡い星雲であろうと光害地から写し撮ることが可能です。ベランダから干潟星雲の暗黒帯の構造にここまで迫れます

SIGHTRONで発売予定の70mmF5 4枚玉アポ鏡筒は小型センサーで中央部を強拡大撮影しても十分な解像力があります。これはぜひフルサイズでも試したくなる鏡筒です。

経緯台でも、短時間で露出が終わるライブコンポジット撮影であれば写野回転はあまり問題になりません。短時間で露出が終わるので一晩の間に沢山の天体を一網打尽にできるメリットもあります。

コメント 2020-04-18 234206

ステライメージで画像処理をしなくても、SharpCap上のライブスタックで電子観望を楽しむことも出来ます。こちらはM57リング状星雲。やはりQuadBPフィルターのおかげでかなりコントラスト良く写ります。

いかがでしたでしょうか。少し技術的な内容が多くなってしまいましたが、ゴールデンウィークはどこへも出かけず、自宅でベランダ天文台の開設に挑戦してみるのも良い時間の潰し方かもしれません。

次回の第三回はまとめ編、ベランダ天文台にぴったりな鏡筒と、さらなる活用方法についてご紹介する予定です。

AZ-GTi経緯台とQuadBPフィルターは潤沢に在庫してありますので、ぜひゴールデンウィーク前の注文をお待ちしております!

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【Sky Watcher AZ-GTiマウント+三脚】
https://www.syumitto.jp/SHOP/SW1240020327.html

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GW前のシュミットの通販営業日は、本日23日(木)を含めてあと4日となります。普段とは違う営業日となり、お客様にはご不便ご迷惑をおかけして申し訳ございません。27日・28日は注文が込み合うことが想定されておりますので、お早めの注文をお願い致します。

この記事に関するご意見ご質問やお問い合わせはメールにて受け付けております。わかりにくい点などがあればお気軽にお尋ねください。シュミットは不要不急の外出を避け、ベランダや庭で天体観測を楽しむお客様を全力で応援致します!

お問い合わせはこちらから。

皆様とまた店舗でお会いできる日を、スタッフ一同心より楽しみにしております。どうか、不要不急の外出を避け、お体にお気をつけてお過ごしください。

その3はこちら。

緊急連載!AZ-GTiでベランダ天文台のススメ その1

こんにちは。シュミットです。

現在、新型コロナウィルス感染拡大による政府の緊急事態宣言を受けて、仕事でさえ満足に外出がままならない日々が続いております。シュミットブログもこのところ更新が滞ってしまって申し訳ありません。少しでも感染拡大を防止するため、社内スタッフ一丸となって取り組んでおります。

経済活動、趣味活動は更に大幅に制限され、いくら三密とは縁遠い天体観測・天体撮影においても、外出することでコンビニや公衆トイレを利用することになり、感染リスクをゼロにすることは難しいのが現状です。

いつ終わるかもわからない自粛生活、それでも新月期はやってくる。晴れてるのに出かけられない。そんなジレンマで天体撮影がライフワークなスタッフの私も息苦しい思いをしています。同じような天文ファンの皆様も多いのではないでしょうか。

ならば、外出せずに天体撮影をすればいいのです。

そう、夢の自宅ベランダ天文台を作っちゃいましょう。

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AZ-GTiで!!!

このブログをいつもご覧くださっている皆様には改めて説明するまでもないかもしれませんが、こちらのAZ-GTi経緯台、電源内蔵、スマホPCから無線操作、アプリを使った自動導入、自動天体追尾、デュアルエンコーダー、カメラコントロールなどなど、これだけたくさんの機能が手のひらサイズの中に収まって、お値段は3万円台という、超破格、超高性能な自動追尾経緯台なのです。

三脚とピラーをセットにしてもお値段は税込み38,280円。非常にお買い得です。
Sky Watcher AZ-GTiマウント+三脚
https://www.syumitto.jp/SHOP/SW1240020327.html

なんといっても小型軽量のため、狭いベランダでも展開が可能です。

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自宅のベランダに展開してみた様子です。設置に必要な面積を計測してみたところ底部の広さは80cm×80cmのベランダでも展開することが出来ました。高さは使う鏡筒にもよりますが、およそ160cm~170cmあれば全周動かすことが出来ます。

つまり、人一人が入れるくらいのスペースがあれば展開可能な、超コンパクトなベランダ天文台となります。

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当たりそうで当たらない際どい寸法ですが、ギリギリセーフです。ちなみに、今回使う鏡筒は以前CP+で展示予定と紹介されていたこちらの鏡筒。70mmF5の屈折鏡筒です。気になる方も多いと思いますので、この鏡筒のインプレッションも少しお届けできれば良いなと思っています。

ベランダ天文台というと、ひろ~いバルコニーにピラーを立てて、赤道儀を据え付けて、巨大な鏡筒を搭載してドームで囲って・・・という想像をしてしまいますが、こんな狭いベランダでも自動導入ができる架台を出すことが出来るのはAZ-GTiのコンパクトさならではの運用だと思います。

更に、都市部にお住まいの方は望遠鏡を広げるスペース以外にももう一つ気になる点があると思います。そう、光害ですね。

かくいう私の自宅も、シュミットの通勤圏内の首都圏にあり、透明度の良い夜でも2等星のポラリスがギリギリ見えるか見えないかの、強烈な光害地域です。特に都内方向は更に明るく、透明度の悪い夜には1等星すら霞んで見えるほど・・・。

そんな光害もQuadBPフィルターを使えば心配ご無用!
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こちらも、このブログをご覧になってくださる読者の皆様ならもはや解説不要かと思いますが、輝線星雲の主要スペクトルのみをごく狭い範囲で透過する、超強力な光害カットフィルターとなっております。

QuadBPフィルター

最近ラインナップに52mmとアメリカンサイズが追加され、更に活用の幅が広がりましたが、これこそが自宅ベランダ天文台の要となる超重要なフィルターです。ベランダ天文台のマストアイテムです。

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今回は一番標準的な48mmフィルターを使用しました。ほぼ全ての2インチスリーブに使えるほか、望遠鏡側にもM48 ネジが切ってあることが多いため、非常に取り回しが楽になります。小型センサーならアメリカンサイズがコストパフォーマンスに優れているのでおすすめです。


AZ-GTiとQuadBPフィルターが合わさり、あと用意すべきはカメラですが、こちらもせっかくですから天文台らしくCMOSカメラを使うことにします。先程からチラチラ写っていましたが、今回撮影に使用するのはこちらのカメラ。

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ZWO ASI385MC カラー 非冷却モデル

200万画素と画素数は少なく、センサーは約1/2インチと小型ですが、高感度特性がずば抜けて高く、特に淡い天体にピッタリのCMOSカメラとなっています。

小さいセンサーを使用することは大きなメリットがあります。見かけ上の焦点距離を稼ぐことが出来るのです。これによって、70mmF5という小口径、短焦点の望遠鏡でも、大型望遠鏡で撮影したような画面いっぱいの迫力ある星雲星団の写真を撮影することが出来ます。

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こちらが350mmフルサイズの画角でM8干潟星雲を狙ったときの画角のシミュレーションです。赤枠が撮像範囲です。

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同じ350mmの鏡筒にASI385MCを搭載したときのシミュレーションはこうなります。35mm換算でおよそ1700mmくらいです。同じ鏡筒でもデカデカと星雲を写すことが出来るので、まさに天文台のような写真がベランダから撮れてしまうわけです。

その他にも、レンズの中心部分しか使わないため、収差に非常に強いことや、フラット処理がほぼ要らないことなど、小サイズセンサーというのは結構良いことづくめです。

ASI385MCもシュミットでお取り扱いがありますので、ぜひ購入をご検討ください。

さてさて、長々と書いてしまいましたが、まだまだ終わりません。今回はなんと連載です。次回はいよいよ撮影編。果たして光害まみれで、経緯台で、オートガイドもなく狭いベランダから迫力満点の天体写真は撮れるのか…!乞うご期待!

ネタバレ:撮れます。
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シュミットでは外出自粛対応のベランダ・庭観望を全力で応援致します!自粛に次ぐ自粛で趣味の天文活動を諦めかけているお客様、少しでも興味があればぜひシュミットまでお気軽にご相談ください。

こんな時だからこそ、自宅で出来る最大限の天文活動を楽しんでみませんか?AZ-GTiとQuadBP、そしてCMOSカメラを組み合わせることによって、コストを押さえつつ省スペースでお気軽にハイクオリティな天体写真撮影、電子観望が可能になります。

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現在、店舗臨時休業に伴い、電話でのお問い合わせを休止させていただいておりますが、メールでのお問い合わせは随時受け付けております。お返事に少々お時間を頂くことがございますが、何卒ご容赦ください。

お問い合わせはこちらから。

皆様とまた店舗でお会いできる日を、スタッフ一同心より楽しみにしております。どうか、不要不急の外出を避け、お体にお気をつけてお過ごしください。

その2はこちら

超特価!お手軽望遠鏡

外出がままならない不安な毎日が続いております。
そんな時でも夜空の星は一段ときれいに輝いています!
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* * * * お知らせ * * * *
明日4月15日(水)はシュミットネットショップ(yahoo!ショッピング店、amazon店含む)は臨時休業させていただきます。
発送は16日以降となります。お問合せへの回答は16日以降に順次させていただきます。
ご迷惑をおかけいたしますが何卒よろしくお願いいたします。

ネットショップ販売についてのお知らせ

新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、弊社におきましては只今店舗を休業し、一部在宅勤務を実施いたしております。
現在は平日にネットショップのみの運営となっておりますが、下記日時につきましてはネットショップも休業させていただくこととなりました。つきましては商品発送やお問い合わせへのご返答に遅滞が生じる場合がございます。
皆様にはご不便をおかけいたしますが何卒ご理解賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

ネット販売休業日
4月15日(水)
4月22日(水)
土曜日、日曜日

インターネット販売は通常通り営業しております!

こんにちは、シュミットです!

世間は緊急自粛要請、と不安な日々が続きます。
在宅勤務をされている方、やむを得ず出勤を余儀なくされている方々、皆様大変お疲れ様です!

天文人から話を聞くとやはり「それでも天体写真を撮りたい!」とのこと。
星見人達もストレスが溜まっております。
さて、なかなか家から出られない今の時期だからこそ機材のメンテナンスは捗ります!
まるで梅雨の時期みたいな感覚ですが、そういう時ほど「あれがほしい~これがほしい~これを組み合わせたらどうなるだろう?」と、試したくなります。

そんな時、ぜひ弊社シュミットをご利用いただければと思います。
店舗シュミットは休業中ですが、インターネットでの販売業務は通常通り行っております!
ご安心ください!

自宅で天体写真を撮影されている方も多いと思われます。
光害地での星雲や星団の撮影で力を発揮します弊社のQBPフィルターは今時期でも大変人気の商品です!
在庫もまだまだ確保してございます!

Quad_BP_Filter01_2020041017394856c.jpg

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天文人の方々、自宅天体写真の撮影でストレスを発散しませんか?
そろそろ天の川が本気を出してきます!

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フルサイズミラーレスEOS Rの改造も最近人気が出てきているようです。

土日を除いて、月曜日~金曜日毎日商品が入荷次第随時発送を行っております!
現在、商品のお問い合わせ・不具合のお問い合わせはメールのみ受け付けております。

何かご不備な点やご不明点等ございましたら下記のURLからお問い合わせください。
https://www.syumitto.jp/FORM/contact.cgi

気持ちを切り替えていきましょう!!

スタッフ 稲山

店舗休業のお知らせ

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、4月8日(水)よりしばらくの間 休業させて
いただくことになりました。
お客様にはご迷惑をおかけいたしますが何卒ご理解賜りますようお願いいたします。
営業時間等について変更がある場合は、ホームページにてお知らせいたします。

商品のご注文、メールでのお問い合わせは通常通り承っておりますので、どうぞ引き続きご利用ください。

ステラショット2+Gear BOXセット販売開始!

星空も周りの景色も以前とまったく変らないのに、人がいる景色が大きく変ってしまいました。
早く落ち着いた毎日が戻ってきてもらいたいものです。
*   *   *   *   *
かねてよりご紹介していたステラショット!バージョンが2になり機能も充実、パワーアップしております。そしてGear Boxセットを本日より発送しております!
赤道儀、カメラ、オートガイダーをWi-Fi制御 !さらにソニーα7シリーズなどのカメラにも対応しています。今なら発売記念価格でお買い得!ぜひチェックしてみてくださいね!
■ステラショット2 お買物ページはこちら!
Gear Boxセットはオプションよりお選びください。
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現在シュミットの営業時間は13時~16時となっております。
ご不便をおかけいたしますが何卒ご理解の程お願いいたします。

新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた取り組みのお知らせ

厚生労働省から発表された「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」をふまえ、お客様ならびに従業員の健康と安全確保の観点から、下記のとおり営業時間を短縮するほか、感染拡大防止に向けた取り組みを実施いたしますのでお知らせいたします。ご不便をおかけいたしますが何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

【営業時間短縮について】
1.変更時期
2020年4月2日(木)より

2.変更後営業時間
13時~16時

【営業日変更について】
4月4日(土)休業
4月6日(月)営業

営業時間等について変更がある場合は、ホームページにてお知らせいたします。

商品のご注文、メールでのお問い合わせは通常通り承っておりますので、どうぞ引き続きご利用ください。

プロフィール

シュミットスタッフ

Author:シュミットスタッフ

アストロ&
バードウォッチング機材
専門ショップ"シュミット"
"Sky-Watcher日本総代理"
http://syumitto.jp/

≪取扱い品目≫
天体望遠鏡
天体撮影機材
バードウォッチング機材


スカイウォッチャー、バードウォッチング関連機材、デジスコ機材などの各種製品情報やセール情報、商品の活用方法、入荷情報など最新情報をお届けいたします!
営業日はほぼ毎日更新!是非チェックしてくださいね。どうぞよろしくお願いいたします。
********************

■定休日:日・月曜日

■営業時間:
13:00~17:00時

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